【BMW】テレレバーについて考える【バイク】
今日もこの記事を読んでいいだきありがとう御座います。
日に50人も読んでくださってるとは感激です(^_^)/
さてテレレバーとは聞きなれない言葉です、私もバイクを知るまでは一切しらなかった言葉です。
どんなものかというと
こういう構造のものをテレレバー構造といいます。
一般的なバイクはテレスコピック構造といい
こんなやつです。(拾い画)
テレスコピックはほとんどのバイクに採用され、フロントフォークと呼ばれるサスペンションの中にオイル、スプリングを入れクッションの役割をさせます。
テレレバーも基本的には同じですが、スプリングが外に出ているのとロワーアームと呼ばれるものまでついています。
ここでロワーアームに反応した人は鋭いです、実はこのテレレバー構造の真骨頂はこのロワアームなのです。ロワアームといえば車のサスペンションやブレーキ、俗にいう足回りに存在する部品です、よく車検にだして、足回りのブッシュ交換しときましたと言われるとこのロワアームのブッシュ交換の可能性がたかいです。
では車のロワアームを見てみると
これも拾い画ですが
真ん中のYの字したやつがロワアームです。Y字の両端がリンク(ピボット)青いのがショックアブソーバー・・・
すごくテレレバー構造に似ています。というかまんまです。ここに見えているブレーキローターを外しフロントフォークを差し込めば、もうそのまんまです( ^)o(^ )
そうなんです、テレレバーは車のサスペンションの構造をマネしてつくられたんです。
そこで考えるのが、何故?です。テレスコピックの方が部品数がすくない、少ないということは壊れにくくコストも安くなる。でもなぜBMWのツーリングモデルはテレレバー(テレレバーの進化系デュオレバー)を採用するのか。
それはブレーキング時の安定性にあります。テレスコピックは構造上どうしてもブレーキングしたら前かがみになります。フロントフォークが沈むのですから当たり前だとおもいますよね。でもそれを抑制できれば・・・
拾い物のパレードですが
写真はMOTOGP、バイクのF1でのコーナー前のブレーキングの時の写真です。リアタイヤをみてください。浮いています。トップライダーですからこのようなことは日常ですがフロントタイヤのダメージは大きくなおかつ一般のライダーでは不安定になってしまいます。このあとコーナーを曲がるのですから。
これもです(/_;)
後ろのF1車両に注目、同じ速度、同じ環境、同じサーキットで同じコーナーでないので比較になりにくいですが、リアタイヤは浮いていません。正確にはほんの少し浮いてるかもしれませんが、バイクのように大きくうくことはありません。
もちろんリアウイングによる抑制もあります、タイヤ4つのアドバンテージもあります。しかしどうにかしてF1のような理想のブレーキングをできないかと考えた結果・・・・・
つけちゃえ
となったのがテレレバーです。
ブレーキングをした際に前のめりせず全体的に沈むことができれば、最高のブレーキングになる、理屈上は。
そこでいろいろな実験で開発されたのがBMW R1
89年から92年にかけて開発されたのがこのR1。
しかし、これでレースに出ることはありませんでした。理由は簡単です、ライダーがこのテレレバーになれなかったのです。前傾姿勢でコーナーに入るのが当たり前にみについているのに、真下にちかい重心でコーナーに侵入がどうしても克服できませんでした、1からライダーを育成するという手もありましたが費用対効果としてリスクが大きいです。
ではここでこのR1は終わりかと言うとそうではなく、ブレーキング時の安定性は証明されたのだから、一般ライダー向けにスポーツ寄りであまりない人へ開発はシフトしていきました。ロングツーリング向けに
さらにBMWは安定したブレーキングをさらに安定させるために以前からあったABSを本格導入、フロントタイヤ、リアタイヤがどんなブレーキング時でも接地しているので安心してABSを利かすことができると考えたのです。
なので、BMWの考えは多少コストがかかろうが安心してロングツーリング、バイクにのってもらおうというコンセプトで現在もこのテレレバー構造は受け継がれているのだと私は考えます。
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| ,,ノ(、_, )ヽ、,, | < やるじゃん
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