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【ハイオク?】何がどう違う?【レギュラー?】その2

今日もこの記事を読んでいただき有り難う御座います。


昨日の記事の続きで、ハイオクとレギュラー車にはどちらがいいのか?ってことですが。


国産普通車はどちらでもいいです。国産普通車ですと車種というより、日常使う回転数で分けるといいとおもいます。
普段街乗りお買いもののみ、高速道路もあまり乗らない、回転数は3000prmよりあげないとなると、レギュラーの方が断然いいです。その回転数だと圧縮率をつかってピストンを回すよりも純粋なガソリンの燃焼を優先させた方が、燃焼効率があがり、効率が上がるので燃費もよくなります。


ピストンとヘッドによって圧縮率はきまるから回転数は関係ないのでは?と思った方はものすごくエンジンについて知識がります。わたしもそう思ってました。たしかに最圧縮値はピストンとバルブとの隙間ではかられますが、その圧縮地点まで行くのにどれだけの速さかが実は燃料に必要なことなのです。


要は圧力の問題です。


徐々に圧力をかけたものはその物質が壊れにくく圧縮されていきます。

水圧での実験でよくみるカップヌードルの容器の実験です。これは徐々に圧力がかかっていくので形をたもったまま押しつぶされていくのです。
しかしいきなりだとどうなるか、山頂でポテトチップスを開けるのと同じです、

もう、容易にわかりますよね、パンパンの方を開けたらどうなるかというのは、開けるというのは袋の中の空気の気圧、圧力を解放する、マイナス方向の圧縮ですが、大気目線から見ると「ポテチの袋の空気によって瞬間的に圧力をかけられた」になります。


この様に瞬間的と時間をかけてでは物質の爆発力というのはかわってきます。
カップヌードルが低回転、ポテチが高回転での爆発だと認識してくれれまいいです。
(これも厳密にはちがうのですが、解りやすい例がこれしかおもいつかなかったので)


なので、圧縮爆発が低い低回転ではそれを補うために圧縮爆発しやすい環境をつくりだし、プラグによって一気に爆発させるのが一番効率がいいのです。


逆に普通車でも高回転までまわす、高速道路をよく走る、スポーツ車にのっているとなると、ハイオクのほうがいいです。ポテチのような現象が常に起こっているのでその状態でノッキングを起こされるほうがエンジンへのダメージがでかいからです。

左の1番で爆発される事を防ぐためです。


ではバイクではどうか、もちろん車種にもよりますが、スクーターではないバイクではハイオクをお勧めします。
先ほども説明したとおり、ハイオクとレギュラーどちらがいいかを決めるのは圧縮率です、圧縮率は回転数によって変わってきます。車の場合どんなに回してもスポーツ車でも1万回転ぐらいです。それに比べバイクは低くても6000回転や5000回転です。
単純に車の倍は回るのは普通です。(もちろん車種によりますが)
なのでエンジンの回転数の高いバイクはハイオクをお勧めします。


もちろん指定ではない限りメーカーはどっちでも使えるようにセッティングしているので指定がない限りどちらでも構いません、あくまで効率として話した場合です。




しかし注意してください。
輸入車、海外バイクはすべてハイオク指定です。


なぜなら、海外主にヨーロッパあたりでは日本のレギュラーに値するもののオクタン価の値が90以上がほとんどなのです。日本では89以上がレギュラーなので1足りません。
海外メーカーは日本を見て車を作るわけではないので海外基準となりオクタン価90以上で車を製造いたします。
なので1違いであっても国によっては3違うところもあるかもしれません、なので日本では安全の為にハイオクを入れるようにしましょう。ノッキングと燃焼効率が少し下がるのとでは燃焼効率をすこしさげてでもエンジンの保護を優先すべきだからです。


また、若い女性に多い軽自動車だから軽油を入れるという大惨事をよく耳にします。


これ、ディーゼル車にガソリンならまだタンクからガソリンを抜くだけでいいですが、逆は普通にエンジンが壊れます。


これまでの記事を読んでいただいていたらわかると思いますが、軽油だと

左の1に行く前に圧縮爆発を起こしてしまうからです。ディーゼル車は基本プラグを使わず圧縮だけで爆発させているので軽油は圧縮爆発しやすくなっています、オクタン価がかなり低くつくられています。(軽油にオクタン価は使用しないのですがわかりやすくしました)
そうなるとノッキングだけではすみません、クランクが右回りに回っているところに急激に左回りの力がかかるとどうなるか、もちろんクランクシャフトは折れます、ここが折れるような故障だと大体、そのエンジンはもう使えません、アイドリング状態でも1分間に1000回転もまわっている部品ですから、そんなきっかけがあったらどうなるかは想像しなくてもわかると思います。


なので、まとめとしては高回転回すバイクやスポーツ車、輸入車にはハイオク、それ以外はレギュラー、ガソリンエンジンに決して軽油を入れない、です。


もちろんDUCATI,Apriliaはハイオク指定です。


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