【必要?】DUCATIの維持について【全車両】
今日もこの記事を読んでいただきありがとう御座います。
平日の朝8時に更新を目指していきます(^^)v
さて、DUCATIは壊れるときいたことありませんか?
実際こわれます(@_@;)
では、なぜ壊れるのか、それはDUCATIがデスモドロミックという特別な機構をもつエンジンで部品点数がおおいからです。
しかし、きちんとメンテナンスすれば、壊れることはありません。
デスモドロミック(以下デスモ)は信頼性に欠けるエンジンなのかというと実はそうではありません。実は西ドイツ時代のベンツでは1950年代のF1でこのデスモの機構でF1に勝ち続けています。このデスモの利点は確実に正確なバルブの開閉ができることです。
普通の現在主流のバルブの機工はこれ
写真は拾い物ですが、バルブを上からカムシャフトで押さえる、それでバルブが下に下がる、カムシャフトは回転していくので、抑える力が無くなり、スプリングで縮んだバネを戻す力でバルブを上げるます。
エンジンから外すとこんな感じ、シンプルです。
では、デスモはどうなっているか
日経テクノロジーにいいのがあったので拝借
まず、バネがコイル式ではなくゼンマイ式だというとこに注目していただきたい、じつは1950年代でじゃコイルスプリングの耐久性は応力などがまだまだ未熟でより良いバルブタイミングが実現できませんでした、そこで考えられたのがこのデスモの機構
日本語で言うと強制弁開閉機構、めちゃくちゃかっこいい名前です(^ム^)
上で回っているのがカムシャフト、カムシャフトで押さえてバルブを下げる、ここまでは変わらないのですが、上げるときに真ん中の青い部品(ロッカーアームクローズ側)がバルブを引っ掻き上げる形でバルブを上げます。これにより確実なバルブの開閉が実現し、エンジンの圧縮を高めることに成功しました。
では、この機構の弱点はどこか、スプリングに関してはどちらも距離により交換しなければいけない部品ですので除外、赤青の図で言うとこの白色のところに注目してください。上から当てられ、下からひっかけられとかなりのストレスがかかっています。この部分バルブシムと言われているところで、大きさにしたら1円玉にも満たない小さな部品です。
ここにエンジンが回っている間、2000rpm(1分間の回転数)なら1000回バルブは開閉するので上押し、下上げ各1000回のストレスがたった2000rpm、アイドリングよりちょっと上げた回転数でかかります。そりゃこの部品は痛んできます、痛むとどうなるかと言うと、きちんと開閉できずに圧縮が逃げてパワーダウン・・・・ならいいですがこのバルブシムがボロボロになりくだけるとバルブは上げてもらえず、燃焼室に落ちていきます、そしてエンジンをボロボロに再起不能まで壊します。
なのでこのバルブシムを定期的に交換調整をしなければなりません。その目安がDUCATI996以前のDUCATIでしたら8000㎞から1万Kmの間、996以降でしたら15000Kmぐらいで交換調整を行った方がいいです。
そしてデスモとそれ以外のバルブの機構を見比べると、どう見ても部品の稼働しているところがデスモの方が多いです、となるとそれを保護するオイルの役割が大きくなってきます。
このブログまで読んでいる方にはもう説明不要ですが、簡単に手を合わせて擦ってください、熱くなってきますよね、手垢が出てきますよね。でもハンドクリームをたっぷり塗った手で同じことをすると、なかなか熱くなりません。
このハンドクリームの役割がエンジンオイルなのです。人間は再生できますが、機械は再生できません、のでこのハンドクリームを常に新品のいい状態でつかわないと機械は削れてしまい、最悪エンジンをダメにしてしまいます。
オイル交換の目安は3000㎞または6か月早い方です。多少もったいない気がしますが、先の説明のハンドクリームですので、必ず交換してください。
全てのバイクや車、機械にいえますが。機械は勝手に再生しません、壊れる前に交換、壊れないように保護、きちんと動くように調整これが鉄則です。
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( ^ω^)おっ♪おっ♪おっ♪
ピョン ( O┳O)
ピョン し-||-J
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