輸入バイク、レアパーツのブログ

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【DUCATI】748Rと748SPS【違い】

今日もこの記事を読んでいただき有り難う御座います。


久々にパーツの話でもしようとおもいます。


DUCATIはそのデザイン性からあまりフルモデルチェンジをせずマイナーチェンジを続けることがおおいです。


その中でも916系の派生748系はかなり見分けるのが困難です。
まず748SPS

そして748R

外見的な違いと言えばカウルのエアダクトとフロントフォークがショウワ製とオーリンズ製それにともなってキャリパーが変更されている程度にしか見えません。


基本的にSPSの派生でRが登場しています。ちなみに両方ともレースを視野にいれて開発されたのでシートの後ろの白いところ、ここにゼッケンが貼れるようになっています。


ではなにが違うのか、いろいろ変更点がありますが、大きく違うのはエンジンの内部です。
SPSは104馬力に対しRは106馬力、最高速度もSPSが250km/hにRは255km/h
重さもSPSが194kgに対しRは192kg


変更点はチタンコンロッド、チタンバルブなどがありますが一番は極端なbる部タイミングを出すために変更されたシリンダーピストンです。


これがSPSのシリンダーピストン

これがRのピストン
みてわかるとおり真ん中の線の部分がRにはありません、極限までけずっているのです。
真ん中があるほうがバルブの開閉誤差が多少あってもシリンダー内は密閉をたもたれますが、その分ピストンが少し重くなります、では軽くしようとして真ん中を削ってしまうと、少しでもバルブ誤差があると圧縮がそのバルブの隙間から逃げて行ってしまいます。


レース用のRSのピストンを見てみるとRのピストンのすごさがわかります。

ものすごく似ています。つまりRではレース用のRSとほぼ同じつくりをしており、バルブのタイミングが少しでもずれてくると圧縮がすぐ抜けてしまい本来の性能をだすことができません。


よくDUCATI乗りのなかでも「748Rはレーサーや」と言う人がいますがこの辺りの設計がそう言わしている所以です。
もともと748Rはホモロゲーションを取るために作られています。車のラリーなんかと同じで基本市販車でレースにでなさい。その市販車は年間何台作り出荷しなさいとレースの規定があるのでそれに則った形ででてきています。


ですのでDUCTIのR乗りのみなさん、あなた方がのっているのはレースKITを組めばすぐスーパーバイク選手権なんかに出ているバイクたちと同じバイクだということを認識し、きちんとメンテナンスやタイベルト、バルブシムの調整をおこなってください。


ある意味レースに出るために造られたマシンですので


ちなみに私も748Rにのっていて2万Kでエンジンブローさせました(-"-)
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