【ライディング】膝すりって必要??【公道】その2
今週もこの記事を読んでいただき有り難うございます。
前回の記事の続きで膝すりについてです。
その前に重要です
この先に書いてあることは個人的な考えであり、安全に走るためのものであり安全を保証したものではありません、またプロライダー、インストラクターではないので無料で読めますが、無料の知識だと認識してください。
アメリカンバイクやスクーターではなく、ネイキット、スーパースポーツ、ツアラーを対象として以下の文章を構成しています。
前回の記事にも書きましたが、膝をきれいに擦ったり、きれいに曲がるにはその前段階が重要とかきました、では何が重要かといと
お尻です。
お尻の位置が重要になってきます。
基本的にはこの4か所がお尻の置く場所になります。
バイクは何もしなければその場に立ちます。しかし、風でもふくと左右どちらかに傾きます。それほどバイクは繊細にできています。
それは2輪なんだから当たり前と考える人がいますが、これを理解している人は本当にすくないです。バイク競技をやっている人たちなら大半はわかっていますが、それ以外の普通のライダーはおそらくわかっていません。
風が吹くだけで傾くバイクにまたがり、左前にお尻をもっていったとします。
そのままアクセルを少し入れてあげると、ハンドルを曲げなくてもハンドルは勝手に左に曲がります。左後ろにお尻を持って行ってもやはり左にハンドルがきれて左にバイクは曲がろうとします。
これが世間一般でいう「セルフステア」です。そして前後の違いは回り方です。前にお尻を置けば小回り、後ろにおけば大回りになります。
これはバイクの曲がろうとする支点がフロントタイヤを支点とするかリアタイヤを支点とするかの違いです。
後ろにお尻をもっていくとリアタイヤを支点とするため少し大回りになります。
その他にもフロントタイヤを支点にしたくないとき、雨や砂利の時です。この場合はフロントタイヤを支点にするとすぐすべってこけてしまいますのでリアタイヤ支点を基本として走ります。これはMotoGPでも同じです。
これがハーフウエットでの走行、雨で若干路面が湿っていますが雨が降っている場合でない状態
これがウエットで、レインタイヤでの状態
これがドライでスリックタイヤでの状態
もちろんマシンやライダー、コースの違いはありますが、注目してもらいたいのはバンク角とお尻の位置です。
もっとヒントを言いましょう、シート後ろの黒いラバー部分の見え方に注目してください。ドライではほとんど見えていますが、ハーフウエット、ウエットのときはほとんど見えません、見えないということはそこにお尻がるということです。
スーパースポーツやレース車両は部品は一点に集中しています、マスの集中と言われるものですが、そのためにシートが小さくても少し動けばそれがバイクに反映されます。ネイキッドの様に、いいかたが悪いですがスカスカのエンジンなどの置き方をしてマスの集中が取りにくいバイクは大げさに動かないといけません。
今の説明がほんとかどうか疑うひとは安全を確認したうえで、実際にバイクではしってみてください、走行中シート後ろの左右どちらかにお尻を当ててください。そして一瞬スロットルをあけてください。ゆっくりでいいです。リッターバイクやパワーのあるバイクでは3速4速でやると急激な反応がきませんので安全に体感できます。そうすると勝手にバイクは斜めにすすんでいくとおもいます。
これがニュートラルステアの正体です。憧れのニュートラルステアはこんな身近にあったんです。
お尻の位置、バイクにとって重要なファクターの一つです。
DUCATI916系ではめちゃくちゃ使います!!
お尻だけじゃないっていうのは明日また記事にします。
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