輸入バイク、レアパーツのブログ

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外車っぽくエンジンを見てみた

本日もこの記事をよんでいただきありがとう御座います。


聞かれたら答えるネタはあるんですが、いざ自分から話すとネタはなかなかでてきませんね(@_@;)


今回はエンジンについてです。輸入バイクと言えば「DUCATI」「Aprilia」「BMW」「KTM」このあたりが出てくると思います。


このバイクメーカーをエンジンで見ると
「DUCATI」 L型2気筒
「Aprilia」    V型2気筒orV型4気筒
「BMW」  水平対向2気筒or縦置き直列4気筒
「KTM」      V型2気筒or単気筒


輸入バイクは個性あふれるエンジンでバイクの特徴をだしています。


まずはDUCATIのL型2気筒、Lツインについて

もう見たまんまのLの形をしています。V型90°ともいいます。
このエンジンの利点は進行方向のシリンダーが前に突出することによるバイクの重心を前方さらに重たいエンジンの半分がバイクの下にあるので重心を下げることができます。


つまりバイクで一番重たい部品、エンジンの重心を前方下向きに置くことができ、コーナリングがスムーズに行える利点があります。


ApriliaのV型エンジンは


これはV型60°4気筒とかなりスリムにつくっています。HONDAもV型4気筒をつくっていますが、あちらは90°となりDUCATIと同じですが「L」の字のようにはなっておらず「V」の形で90°の設計になっています。


ではこのV型60°は何がいいのか90°の方が1周360°で4気筒、90°のほうが効率がいいのではないかと考えますが実は回転するものの効率がいい点というのは90°ではなく120°なのです。この話は長いので割愛しますが、では120°ではだめだったのかと言うと120°と60°は力学上同じです、0°からみたら120°だけど180°側からみたら60°ですから、どこを0°とするだけなのです。ですのでHONDAもレースマシンRC211Vでは75.5°と60°に近い角度でエンジンをつくりました。RC211Vは5気筒でしたけど(^_^)/


ではパワー、馬力はでるかというと、はっきり言って出ません、国産バイクメーカーがほとんどだしている直列4気筒エンジンの方が圧倒的にパワーは出ますし、クランクケースの角度を変えてV型60°のように効率よく回るようになっています。最新のYAMAHA R-1MがV型っぽい音がするのはこのためですね。


ではDUCATIもApriliaもなぜV型を使うのかというと、それは、圧倒的なひずみの無さです。エンジンの横幅が大きくなればなるほど真ん中で回っているクランクの精度や強度が求められます。


長くなればなるほど棒はしなってしまいますから、それを防がなければなりません、しかしVやLではエンジンの幅が狭いのでクランクの長さが短くでき強度も制度も容易にだすことができます。それにより、レースなどでエンジンにかかるストレスが軽減されることをねらっていると考えられます。


さらにライダーにとってもバイクの幅が狭くなり、足つきがよくなったり、コーナー中の体重移動がやりやすくなったり、パニアケースなどを付けても幅を取らないといった利点もあります。


BMW、KTMはまた明日にでも



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