輸入バイク、レアパーツのブログ

DUCATIやAprilia、harley-davidson等の輸入バイクの情報やパーツを販売しています。
twitter
https://twitter.com/syu_kawaguchi
facebook
https://www.facebook.com/295754440806191
ヤフオク
http://sellinglist.auctions.yahoo.co.jp/user/kawaguchi_manjirou_shop

【個人】並行輸入ヘルメットに注意【輸入】

今週もこの記事を読んでいただき有り難うございます。


スライサーで指を少しきってしまったので、記事が書きにくく、今週は短い記事が続くと思います。


今日も少しパーツの注意をしようとおもいます。レアパーツではないんですが。


世界には日本に未導入のカッコいいヘルメットが沢山あり,中には日本導入されているけど、価格が安いなんてものもあります。


日本の正規販売店では利益と輸送費、日本での宣伝費が入っていますので少し割高になってしまいます。


例えばAGVと言うヘルメットメーカー、日本では最近はやりだしてきましたがやはりSHOEIやアライに比べ認知度は低く、そのために宣伝費を費やさなければなりません。


このあたりが海外ブランドの弱みというか、日本ではあまりモータースポーツが普及していない為の弊害であるとおもいます。


そこで少し知識のある人は海外サイトから購入されるひとがいます。この広告費というのがヨーロッパなどでは少額で押さえられ日本に輸入も時間をかけて安い便で輸入すれば日本よりおよそ1万円から2万円ほど安く同じものが買えるのです。


例えばAVG K3のこのモデル、正規で買えば46000円ほどですが海外サイトだと送料込でも30000円ちょいで買えます。


一見お得に見えます。


たしかにこの辺りのメーカーになると国ごとに強度を変えたりしないのでヨーロッパやアメリカ向けに出しているヘルメットでは日本と基本的に同じです。(東南アジア向けは同じとは言い切れませんので要注意です。)


では強度もあり値段も安いので並行輸入でいいのではないかとなりますが、そこはいったん考えてください。


私はこの記事を読んでいる方にはできるだけ正規品を買っていただきたいです。


先の宣伝費のこともありますが、万が一の時に必要になるかもしれないサポートがあるからです。


例えばバイクで事故をおこしました、頭を強打し、半身不随になりました。普通なら保険会社から治療費や見舞金、給料保障特約やいろいろな面で保険会社はサポートしてくれます。


しかし、これがもし保険会社にヘルメットが並行品だと分かった場合、保険会社は一転します。


「並行品という粗悪品をつかうから半身不随になった」


といっていろいろと渋り始めます。そらそうです、保険会社からすれば保険料を払ってもらって無傷で一回も保険を使わないのが一番もうかるからです、できるだけ保険会社は出費を押さえに来ます。


その時にAGVの日本正規販売店に強度計算表をもとめますが、販売店も正規で買ってないものに対してそこまで親身に対応しません、利益にならないからです。
では海外サイトの販売店からとなるとそのホームページがなくなっていたり、海外の知らない人にたいしてそこまで親身になるかどうかも怪しいです。
では自分でAGV本社に問い合わせて、製造番号から強度計算表をもらうしかありません。その手続きはもちろん事故を起こした人です。


この労力が1万円に満たない、英語ペラペラだし、と言う方は並行品でもいいでしょう。ただこの労力が1万円以上の価値があると思う人は正規品を買えばいいと思います。


もちろん保険屋にはわからないという場合もあります。しかし保険屋のネットワークは会社を超えてこういう重箱の隅をつつくことは平気でシェアします。
つまり正規品は保険に対する保険だと思えばいいと私は考えます。



DUCATIにのってる私はSHOEIですけど( ^)o(^ )
\(◎o◎)/!OEMインジェクター出品中\(◎o◎)/!
新作バルブキャップ出品中
新作USB付電圧計も出品中
↓↓↓ヤフオクページ↓↓↓