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【バイク】空気圧のあれこれ【出発前チェック】


今日も記事を読んでいただきありがとうございます。


前回のツーリングのあれこれにもつながるのですが、空気圧についてです。
タイヤの空気圧はとても重要です、バイクのタイヤの接地面積は名刺1枚ほど、それが前後で2枚ほどになります。それはなぜか、タイヤの種類にもよりますが基本的にバイクは傾けて曲がるため、傾けやすいように

山型になっています。車では

キャンバー角で対応できますが、バイクでキャンバー角を付けると右コーナーだけ曲がりやすくなり左コーナーが全然まがらないということになるので、1本でキャンバー角がついていると認識してください。


そんなことで、バイクのタイヤは接地面積が非常に少ないのです。
MotoGPのトップライダーでも

この接地感、写真で見比べるとリアタイヤは肘ほどの幅しかありません、これで何百Km/hの速度でコーナーをぬけていくのです。


では空気圧が低いとどうなるか、多少の高い低いはそんなに関係ありません。規定値が2.0Kpaだから1.9Kpaではだめ!危険ってことはありません。しかし規定値が2.0Kpaなのに1.0Kpaしか入っていなかったらやばいです。


まず空気圧を下げるとタイヤが変形しやすくなります。タイヤって変形するの?とおもいますが、ある程度変形します、それは接地面積を増やす効果があります、空気圧を下げると接地面積を増やしやすくなります。これだけ聞けばより安全にコーナーを曲がれるように聞こえます。しかしそうではありません、0.1Kpaや0.2Kpaでは接地面積が増えて安定したように感じるかもしれませんし、実際そうかもしれませんが1.0Kpaも低いとタイヤ自身の剛性に力がなくなります。剛性というと難しいですが、ここでは簡単にタイヤの硬さだと思ってください。(実際はちがって違う!って意見も出そうですが。。。)


この硬さもタイヤにとって重要なのです、どのときに重要かというと、おもにブレーキング時、コーナー途中の安定期、この時に必要なのです。

これも拾い物の画像ですが、わかりやすかったので、この遠心力の部分、力の点的には重心から力のベクトルが表示されますが、実際この力を受けているのはタイヤの接地点です。つまり接地点から遠心力と求心力が働き、求心力が勝つとコーナーをまがれるのです。
ここで何か固い棒のようなもの(ペンでもOK)とやわらかい棒の様なもの(輪ゴムでもOK)を用意してください、それらを両手で両端をつかんで左右に引っ張ってください、(1つづつ)その際右の方だけ力を強くしてください。そして右手を前後させてください、柔らかい棒の方が安定しないとおもいます。この状況がタイヤにおこるとどうなるかというと、挙動が変に感じたり、最悪の場合ホイールからタイヤが外れて大けがになります。


また、高速走行中に空気が偏りタイヤが変形しやはりタイヤが外れたりバーストしたりします。ここで重要なのは変形というキーワードです。


ではレース用のタイヤではどうでしょうか、確かに1.2kpaとか低い空気圧のものもあります、しかしその分剛性を支えるための技術をつかっています。また高速ではしるため路面との摩擦で空気があったまり、空気圧は上がっています。逆に公道用タイヤみたいな空気圧で走ってしまうと、空気圧が上がりすぎてタイヤがバースト、タイヤバルブが空気圧に耐え切れずはちきれてパンク、バーストになってしまいます。これは公道用タイヤで規定値以上の空気圧を入れてもなる現象です。


では、公道用とレース用なにが違うのか
グリップ、コンパウンド、色々ありますが、最も違うのがメーカーの考え方です。
レース用はやはりサーキットを想定しており、変な轍や大きな石、過剰な砂利は想定しておらず、ライダーにとって最高のタイムを出すように設計しています。その為空気圧が低くても摩擦力や大きな遠心力に耐えれる様に考慮しています。実際サーキット走行中の空気圧は結構高くなります。


公道用はこのレース用をフィードバックし同じようなパターンを使い購買意欲をそそいますが。根本的に考え方がちがいます。
公道用ではそのタイヤを装着した人の家の前が砂利道かもしれない、ツーリング途中でコンビニによる為に段差を登るかもしれない。高速道路の轍がひどいかもしれない。もしかしたら雨の日も乗るかもしれない、雪かもしれない、そのようないろいろな状況を総合的に見て判断しています。
もちろんそれぞれの用途に合ったタイヤをラインナップしある程度制限はかけますが、やはりタイヤメーカーはそこに力を入れています。
日本以外のアジアンタイヤの評価が低いのもこのあたりの情報の量の少なさから来てるものだと思います。逆を言えばいろいろな情報を真摯に受け止めたらアジアンタイヤが日本のBSなどに追いつく日がくるかもしれません。


よって自分のライディングスタイル、2人乗りのときなどで0.1、0.2Kpa程度の増減はいいとおもいますが基本的にはメーカー基準値が無難です。
ちなみに基準値を決める際にはプロのライダー、職業ライダーがテストしますので、規定値0.1,0.2kpaじゃたりねーと言う方はプロライダーより上手いか、下手くそなだけです。


また、ツーリングなどに行く際又は途中で必ずガソリンスタンドによるとおもいます、そこでこまめにチェックすることをおすすめします。


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